
もともと一度は就職活動を終え、内定をいただいた会社もいくつかありました。しかし、どの会社にもあまり興味を持てず、社会人として働く自分の姿を想像することができなかったため、大学4年の夏休みにすべての内定を辞退し、もう一度就職活動をやり直すことにしました。
2回目の就職活動では、自分が本気で頑張れる仕事を見つけたいと考え、大学時代の経験を振り返りました。私が大学に入学した年はちょうどコロナ禍が始まった年で、自宅で過ごす時間が長くなり、自然と自炊が習慣になりました。料理の腕が上達するにつれて、盛り付けや食器にもこだわるようになり、100円ショップのお皿よりも、自分が気に入った陶器の皿に盛り付けるだけで、まるでお店の料理のように楽しめることに気づきました。
この経験を仕事にも活かすことができれば、楽しみながら働けるのではないかと考え、そのような業界を探していたところで当社を見つけ、「ここしかない」と思い応募を決めました。説明会や面接でさまざまなお話を伺う中で、まさに自分がやりたい仕事ができると確信し、入社を決めました。
現在、街のケーキ屋さんや和菓子屋さんから、百貨店、駅や空港で見かけるお菓子メーカーまで、さまざまなお客様を担当しています。お客様から新商品の開発やリニューアルのご相談をいただき、包材やデザインの提案を行っています。入社以来、同じ部署で働いていますが、上司や先輩方は皆さん親切で、分からないことも気軽に相談できる雰囲気があります。様々な部署の若手社員同士で集まってBBQをするなど、雰囲気もとても良いです。 (※参加自由です)
入社したばかりの頃や、2年目から担当し始めたお客様で、まだ十分に信頼関係が築けていない段階でいただくご依頼は難しく感じることもあります。しかし、それをやり遂げることでお客様との関係性が深まっていくのを実感でき、大きなやりがいを感じます。また、自分が携わった商品が実際に世に出て店頭に並び、販売されているのを見るととても嬉しいです。
現在、新たに取り組んでいる異分野の案件があり、特に力を入れて進めていきたいです。提案している商材について、社内にも詳しい知識を持つ人が少ないため、自分で調べて学びながら提案を行っています。このように裁量が大きいのもやりがいに繋がっており、将来的にはこの分野の知識を自分の強みにし、他の人にはできない提案ができるようになりたいです。最終的には、担当するお客様の全ての包材を東光でお任せいただけるようになることが目標です。